断捨離（だんしゃり）は、日本の片付け術で、物を減らすことで心身のバランスを整え、生活の質を向上させることを目的としています。実は、断捨離という言葉は、ヨガの「断行」「捨行」「離行」に由来し、次の3つのステップから成り立っているのです。

1. 断（だん）：不要な物を「断つ」こと。新しい物を安易に手に入れないようにすること。

2. 捨（しゃ）：家の中にある不要な物を「捨てる」こと。使っていない物や、もう必要ない物を処分すること。

3. 離（り）：物への執着から「離れる」こと。物に対する執着心を解放し、心の自由を手に入れること。

物を持つことは悪いことではありません。しかし、モノに執着しない生き方も心も感じてみてはいかがでしょうか？

アクセサリーと言っても、露天やモールなどで売っているメッキアクセサリーや、専門店で販売されている銀・プラチナ・金など貴金属と呼ばれる希少価値の高いものもあります。

・メッキアクセサリー

手頃な価格で高級感を楽しめる人気のアイテムです。安価な基本金属の表面に、金や銀などの貴金属の薄い層を電気化学的に付着させて製造されます。この製法により、純金や純銀のアクセサリーに似た外観を持ちながら、はるかに低コストで売られています。

ネックレス、ブレスレット、イヤリング、指輪など、様々な物があり、ファッションの幅広いニーズに対応しています。純金属のアクセサリーほどの耐久性はありませんが、適切なケアを行えば長期間使用することができます。

・貴金属

貴金属は希少性、耐久性、美しさ、そして経済的価値によって定義されます。

金、銀、プラチナは最もよく知られた貴金属ですが、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムなども含まれます。これらの金属は地球上に比較的少量しか存在せず、採掘や精製には高度な技術が必要なのです。

近年は金は1gで10,000円近くの価値があり、次いでプラチナ、最後に銀となり、意外と銀はgで100円程度と価値が低い状況です。

貰ったもメッキアクセサリーと貴金属は、一見区別が付きませんので専門業者に一度相談すると良いでしょう。

当社Purchase&Planningはメッキアクセサリーから貴金属に至るまでリユース品として回収しておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

断捨離を始める際は、小さなステップから始めることが大切です。まずは、一箇所、一種類の物から手を付け、少しずつ範囲を広げていきましょう。

古いものや壊れているもの、錆びた金属のアクセサリー、壊れたイヤリングやピアス、パーツがとれてしまったものなど、「いつかきれいに磨こう…」、「いつか修理しよう…」そう思ってずっと取ってあることが多いかと思いますが、「いつ来そう？」でしょうか。

錆びてしまったものや壊れてしまったもの、また、使用頻度の低いアクセサリー類は処分してみてはいかがでしょう？

判断基準

■壊れていたり、片方がなくなってしまったもの

何かの拍子に壊れてしまったり、イヤリングやピアスなどの片方がなくなってしまったということは少なくありません。

このようなものは早く処分して、新しいアクセサリーのため保管スペースを空けましょう。 

■つけ心地の悪いもの

つけると痛いイヤリングやピアス・サイズの合わない指輪いくら気に入っていても、痛かったりサイズが合わなかったりすると自然とつけなくなると思います。であれば、持っていても仕方ないので、処分してしまうことをおすすめします。気に入って買ったから捨てられない、貰い物だから捨てにくいという物もありますが、アクセサリーは本来身に着けて楽しむものです。

付けられないモノなどは処分しましょう。

■手持ちの服に合わないもの

アクセサリーに関しては、「つけるかどうか」を基準にして整理したほうがいいです。

半年以上「つけていない」ようなアクセサリー類を処分しなければいつまでも断捨離は進みません。

心を鬼にして、付けてないものは処分していきましょう。

• リサイクルショップや買取サービスを利用する
  • 価値のあるものは専門店での買取を依頼してみてはいかがでしょうか？
    この際気をつければならないことは、何店舗かまわってみて相見積もりを取るようにしましょう。1つの買取点だと、貴金属が混ざっている場合、ごまかされてしまうケースもあるようです。

• 捨てる
  • 金属ですから、不燃ごみや金属の日にゴミ出しをするのでもよいでしょう。

まとめ

アクセサリーの断捨離を勧めていくうえで弊害となるのは、「いつか使うだろう？」「~誰からの頂きものだから」というような、想いの部分が大きいのではないでしょうか？

断捨離を行うのに必要なのは、気持ちとの決別です。処分をするときには、ただ捨てるのはもったいないですから、処分方法はよく検討してみましょう。