【不用品回収のプロ直伝】エアコンのカビ対策・買い替え時期・処分方法まで完全ガイド
- 2025.08.12
はじめに
夏も冬も、私たちの生活を支えてくれるエアコン。しかし、内部のメンテナンスを怠るとカビが繁殖し、嫌な臭いや健康被害の原因になります。さらに、使用年数が経つと買い替えや処分のタイミングもやってきます。
不用品回収の現場では、古くなったエアコンやカビだらけの機種を回収することが少なくありません。今回は、業者目線で「カビを防ぐコツ」「買い替えの目安」「処分の正しい方法」をまとめてご紹介します。

Purchase&Planning 代表
竹内 優貴
この記事の監修
遺品整理士協会認定 遺品整理士
遺品整理士協会認定 遺品査定士
特殊清掃センター認定 特殊清掃士
大阪府警本部 許可 古物商取得
大阪・兵庫を中心に遺品整理・不用品回収を18年行っているPurchase&Planning。業界の良いところ、悪いところ熟知しています。
お見積もりは、どこでも無料ですので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
エアコンのカビ対策
カビが発生する仕組み
冷房運転中、エアコン内部では湿った空気が急速に冷やされ、結露が発生します。この水分と夏場の高温多湿な環境が、カビや雑菌にとっては絶好の繁殖条件です。
現場でも、数年掃除していないエアコンの吹き出し口から黒い斑点が見えるケースは珍しくありません。
普段からできる対策
まずはフィルター掃除を習慣化しましょう。2週間に1度くらい、掃除機でほこりを吸い取ったり水洗いしたりするだけでカビの発生リスクは大幅に下がります。
また、冷房を使ったあとに送風モードで30分〜1時間ほど運転し、内部をしっかり乾燥させることも重要です。最近のエアコンには「内部クリーン機能」が搭載されている機種も多いので、活用するのもおすすめです。
そして、1〜2年に一度はプロによる分解洗浄を依頼すると、普段手の届かない内部まできれいにできます。
エアコンの買い替え時期
エアコンの寿命はおおよそ10年が目安です。メーカーの部品保有期間も7〜10年程度で、古くなると修理が難しくなります。
買い替えを検討すべきサインとしては、
- 冷暖房の効きが明らかに落ちた
- 運転時の音が大きくなった
- カビ臭や異臭が取れない
- 水漏れや異常停止が増えた
- 修理費用が新品の半額以上かかる
といったケースがあります。現場でも、10年以上経過したエアコンは内部の腐食や部品劣化が進み、取り外す際に金属粉が出ることもあります。
エアコンの正しい処分方法(業者目線)
家電リサイクル法のルール
エアコンは法律でリサイクルが義務づけられており、自治体の粗大ごみでは回収できません。処分には「リサイクル料金」と「運搬費用」が必要です。
主な方法と特徴
- 買い替え時に家電量販店で引き取り
新しいエアコン購入と同時に回収してもらえるので手間がかかりません。 - 不用品回収業者に依頼
取り外しから回収まで一括対応。複数台や他の家電と一緒に処分する場合に便利です。また、新しいものを近所の家電量販店で購入する必要の無い方は良いのではないでしょうか?? - 指定引取場所へ自分で持ち込み
郵便局でリサイクル券を購入して搬入します。費用は抑えられますが、取り外し作業と運搬の手間がかかります。
費用の目安(2025年現在)
- リサイクル料金:990円(税込)〜
- 運搬費用:2,000〜5,000円程度(業者・地域により変動)
まとめ
エアコンは、きちんと手入れをすれば10年以上使える家電ですが、内部のカビや経年劣化は避けられません。定期的な掃除とプロによるメンテナンスで寿命を延ばし、買い替えのタイミングを逃さないことが大切です。処分の際は法律に沿った方法を選び、安全かつスムーズに行いましょう。
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