【業者が教える】ベッドフレームの処分方法 8選
- 2023.08.14
ベッドフレームは寝室の主役とも言える家具。
引っ越しや模様替え、新しいベッドの購入などで不要になることがあります。
しかし、ベッドフレームは大きくて重く、簡単には捨てられません。通常のゴミとしての処分はできないだけでなく、違法投棄や不法焼却などの環境問題や安全問題を引き起こす可能性もあります。
そこで、この記事ではベッドフレーム処分の方法と注意点についてまとめました。ベッドフレーム処分に困っている方はぜひ参考にしてください。
【時間がある方向け】リサイクルショップへの持ち込み
ベッドフレームを処分する方法として、リサイクルショップなどに買取依頼をする方法があります。この方法のメリットとデメリット、買取が可能なベッドフレームの条件について、詳しく見ていきましょう。
メリット
– ベッドフレームを処分するだけでなく、お金にも換えることができます。買取価格はベッドフレームの状態や需要によって異なりますが、一般的には数千円から数万円の範囲でしょう。
– リサイクルショップによっては、出張買取や宅配買取のサービスを提供しています。これらの場合は、自分でベッドフレームを運ぶ必要がなく、手間や時間を省くことができます。
– ベッドフレームを再利用することで、環境にも優しいです。不要になったベッドフレームが廃棄されると、資源の無駄や環境汚染につながりますが、買取依頼をすることで、他の人に使ってもらうことができます。
デメリット
– 買取依頼をする前に、ベッドフレームを分解したり掃除したりする必要があります。これらの作業は、ベッドフレームの種類やサイズによっては大変な場合もあります。
– 買取依頼をしても、必ずしも買取してもらえるとは限りません。ベッドフレームの状態が悪かったり、需要が低かったりすると、買取を断られます。また、買取価格が思ったより低かったり、交渉が難しかったりすることも考えられます。
– リサイクルショップによっては、出張買取や宅配買取の際に手数料や送料を請求する場合があります。これらの費用は、買取価格から差し引かれる場合もあるので、注意が必要です。
買取が可能なベッドフレームの条件
リサイクルショップによっては、買取依頼をする際に以下のような条件を設定している場合があります。
– ベッドフレームの種類やブランド
– ベッドフレームのサイズやカラー
– ベッドフレームの状態や使用年数
– ベッドフレームに付属するマットレスや寝具
– ベッドフレームの分解や梱包の有無
これらの条件は、リサイクルショップのホームページや電話で確認することができます。また、査定を依頼することで、具体的な買取価格や条件を知ることもできます。
【時間がない方向け】不用品回収業者に依頼する
時間に余裕がない方は、不用品回収の事業者に依頼するのが一番手っ取り早い方法です。
不用品回収の事業者は、ベッドフレームだけでなく他の不用品も一緒に回収してくれるので、まとめて処分することができます。また、24時間365日対応しているところも多く、急な引越しや片付けにも対応してくれます。
不用品回収の事業者に依頼するメリットは以下の通りです。
– 自分で運び出す必要がない
– すぐに処分できる
– 学習机以外の不用品もまとめて処分できる
不用品回収の事業者に依頼するデメリットは以下の通りです。
– 粗大ゴミによる処分に比べ料金が高い
– 悪徳業者やボッタクリ業者に注意しなければならない
不用品回収の事業者に依頼する場合は、料金やサービス内容を事前に見積もりしてもらい、契約内容をしっかり確認しましょう。また、信頼できる業者を選ぶために、口コミや評判をチェックしたり、許可証や保険証を提示してもらったりすることも大切です。
不用品回収業者の選定
この章では、不用品回収事業者を選ぶときに注意したいことについてお話ししたいと思います。
不用品回収事業者とは、家庭で不要になった学習机や家電などを引き取ってくれるサービスのことです。引越しや模様替え、断捨離などの際に利用する人も多いでしょう。
しかし、不用品回収事業者には悪質な業者も存在します。無料回収を謳っておきながら、後から高額な料金を請求したり、不用品を適切に処分せずに不法投棄したりするケースも珍しくありません。
そうならないためには、不用品回収事業者を賢く選ぶ必要があります。では、どうやって選ぶのでしょうか?次の4つのポイントに絞ってみました。
1. 口コミや評判をチェックする
2. 料金やサービス内容を明確に確認する
3. 許可証や保険に加入しているか確認する
4. 複数の業者から見積もりを取る
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
1. 口コミや評判をチェックする
不用品回収事業者を選ぶときには、口コミや評判をチェックすることが大切です。口コミや評判は、実際に利用した人の感想や評価なので、業者の信頼性やサービスの質を知ることができます。
口コミや評判をチェックする方法は、Google mapのサービスで検索することがおすすめ。
このような形で見れるので、参考にしましょう。
2. 料金やサービス内容を明確に確認する
不用品回収事業者を選ぶときには、料金やサービス内容を明確に確認することも重要です。
明確でない場合は、後で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
電話やメール・LINEなどのSNSだけでの判断はやめておきましょう。
訪問の出張見積もりをしっかり行い、通路の幅、エレベーターの有無、それらの要因により金額がかわります。
大手不用品業者の口コミを見ると、
・電話での見積もりでは、10,000円と言われたが、当日搬出まで終わった段階で30,000円と言われた。
・コールセンター、見積もりに来た方、実際に荷物を引取りにきた方の全員が言ってることに違いがあって後味悪いです。
・相場の2倍以上の請求をしようとすると悪徳業者。 従業員の接客態度も横柄で教育がなっていないと感じました。 見積もりの時に、勝手に押し入れの中を覗き見たりする業者です。
このような口コミが見られます。不用品回収業者は、お客様のご自宅に上がることがほとんどですから、しっかりと確認をしましょう。
3. 許可証や保険に加入しているか確認する
不用品回収事業者を選ぶときには、許可証や保険に加入しているか確認することも必要です。
許可証や保険に加入していない業者は、不用品の処分方法や作業の安全性に問題がある可能性があります。
安全性とは、回収された不用品が適切に処分をされるのか?を指します。
不用品として回収されたものは基本、リユースされたり、処分場に持ち込まれて処分されます。
しかし、許可がない業者の場合、処分にお金がかかるため不法投棄する業者も一定数いるようです。
そのような会社に依頼をしないよう、注意するためにはホームページ上やパンフレットで確認をすることをおすすめします。
4. 複数の業者から見積もりを取る
不用品回収事業者を選ぶときには、複数の業者から見積もりを取ることもおすすめです。複数の業者から見積もりを取ることで、料金やサービス内容を比較することができます。
複数の業者から見積もりを取る方法は、インターネットで一括見積もりサイトを利用することや、直接電話やメールで問い合わせることなどがあります。
次のようなポイントをしっかり業者へ伝えてください。
– 不用品の種類や量を把握しておく
– 必要な情報を正確に伝える(エレベーターの有無・段差の有無など)
– 見積もりを取った後に他の業者からも見積もりを取ることを伝える
– 見積もりを取った後にすぐに契約しない
以上、不用品回収事業者を選ぶためのポイントをご紹介しました。
不用品回収事業者は多数存在しますが、すべてが信頼できるわけではありません。無料回収に騙されず、口コミや評判、料金やサービス内容、許可証や保険、見積もりなどをしっかり確認して業者を選定してください。
【時間が余っていて予算が少ない方】粗大ゴミ回収への依頼
申し込み方法と費用
粗大ごみとして出す場合は、市区町村の指定する方法で申し込みをする必要があります。一般的には、電話やインターネット、窓口などで申し込みをします。申し込み時には、ベッドフレームのサイズや重さ、材質などを伝える必要があります。
また、粗大ごみのシールや券を購入して、ベッドフレームに貼り付ける必要があります。費用は市区町村によって異なりますが、一般的には数百円から千円程度です。回収日は申し込み時に決められますが、数日から数週間後になることが多いです。
回収日には、指定された時間帯に自宅にいて、ベッドフレームを玄関先や路上などに出す必要があります。回収業者が来て、ベッドフレームを回収してくれます。
粗大ごみとして出す方法は、自分で指定の搬出場所に出さなければならず、時間や費用、条件などを確認しておく必要があります。他の処分方法と比較してみて、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
こちらの表は、主要都市で粗大ゴミとして依頼した際の費用例です。自治体によって変わりますので、事前に確認をしましょう。
都市 | 金額 | 都市の粗大ゴミ回収URL |
大阪市 | 1,000円 | 大阪市粗大ゴミ処理手数料一覧表 |
札幌市 | 500円 | 札幌市大型ごみ手数料 |
仙台市 | 400円~1,600円 (スプリングマットレスは3,000円) | 仙台市粗大ごみの出し方 |
新宿区 | 1,800円 | 新宿区粗大ごみ処理手数料 |
名古屋市 | 1,500円 | 名古屋市粗大ごみ手数料のめやす |
福岡市 | 500円~ | 福岡市ベッドの回収・処分 |
【時間が余っていて予算がない方】家庭ごみとして処分
ベッドフレームを処分する方法として、解体後に家庭ごみで出すという方法があります。この方法のメリットとデメリット、解体方法と必要な道具について、詳しく見ていきましょう。
メリット
解体後に家庭ごみで出す方法のメリットは、以下の通りです。
– 処分費用がかからない
– 自分の都合に合わせて処分できる
デメリット
– 解体に時間と労力がかかる
– 家庭ごみの収集日や分別ルールに従わなければならない
– 解体後のベッドフレームが大きくてゴミ袋に入らない場合がある
解体方法と必要な道具
ベッドフレームを解体する方法は、ベッドの種類や構造によって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。
1. マットレスやシーツなどを取り外す
2. ベッドフレームを構成するパーツに分解する
3. 分解したパーツをゴミ袋に入れるか、紐でまとめる
解体に必要な道具は、ベッドの種類や構造によって異なりますが、一般的には以下の道具が必要です。
– ドライバー
– ハンマー
– ノコギリ
– ハサミ
– 紐
以上、解体後に家庭ごみで出す方法のメリットとデメリット、解体方法と必要な道具について説明しました。この方法は、処分費用がかからず、自分の都合に合わせて処分できるという利点がありますが、解体に時間と労力がかかり、家庭ごみの収集日や分別ルールに従わなければならないという欠点もあります。自分の状況や希望に合わせて、最適な処分方法を選ぶようにしましょう。
まとめ
ベッドフレームの処分方法は、大きく分けて以下の4つになります。
– 市町村の粗大ごみ回収
– リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらう
– 不用品回収業者に依頼する
– 自分で運び出して処分場に持ち込む
各処分方法のメリットとデメリットを表にまとめました。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
市町村の粗大ごみ回収 | 費用が安い(無料~数千円) | 事前に申し込みが必要、自分で運び出さなければならない、日時が指定できない場合がある |
リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらう | 費用がかからない、場合によってはお金がもらえる、自宅まで来てくれる | 状態や需要によっては引き取ってもらえない、買取価格が安い場合がある |
不用品回収業者に依頼する | 自宅まで来てくれる、日時が指定できる、他の不用品と一緒に処分できる | 費用が高い(数千円~数万円)、悪質な業者に注意が必要 |
自分で運び出して処分場に持ち込む | 費用が安い(無料~数百円) | 車やトラックが必要、重労働、処分場の営業時間や条件に注意が必要 |
状況に応じた最適な処分方法の選び方は以下のようになります。
– 費用を抑えたい場合は、市町村の粗大ごみ回収か自分で運び出して処分場に持ち込む方法がおすすめです。ただし、どちらも自分でベッドフレームを運ぶ必要があるので、体力や時間に余裕がある方に向いています。
– ベッドフレームの状態が良くて需要がある場合は、リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらう方法がおすすめです。費用がかからないどころかお金がもらえる可能性もありますし、自宅まで来てくれるので手間もかかりません。ただし、引き取ってもらえるかどうかは事前に確認する必要があります。
– 手間をかけたくない場合は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。自宅まで来てくれて日時も指定できるので便利ですし、他の不用品と一緒に処分できます。ただし、費用は他の方法より高くなりますし、悪質な業者に騙されないよう注意する必要があります。
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