【業者が教える】不燃ごみとは?解説から処分方法まで徹底解説
- 2023.08.07
私たちの日常生活には、さまざまな種類のごみが存在します。その中でも、「不燃ごみ」は特に重要なカテゴリー。
不燃ごみとは、その名の通り燃えないごみのことを指しますが、しかし、単に燃えないだけでなく、再利用やリサイクルが困難な物質も含まれます。これらのごみは、適切に処理しないと環境に悪影響を及ぼすのは皆さんご存知でしょう。
一般的には金属やガラス、陶磁器、小型家電などが含まれ、これらは通常のごみとは異なり、燃やすことで処理することができません。そのため、不燃ごみは適切に分別し、指定された日に出す必要があります。
不燃ごみの適切な管理は、私たちの生活環境を保護するだけでなく、資源のの有効利用にもつながります。そのため、不燃ごみの正しい知識と管理方法を理解することは、私たち一人一人にとって重要な課題となっています。
不燃ごみと粗大ごみの違い
不燃ごみと粗大ごみは、その名前からもわかるように、ごみの種類によって分類されます。しかし、これらの違いは何でしょうか?
不燃ごみは、一般的には金属やガラス、陶磁器、小型家電など、燃やすことができないごみを指します。一辺の長さがおおむね30cm未満の家電製品も、不燃ごみとして扱われます。
一方、粗大ごみは、一般的には一辺の長さがおおむね30cm以上の大きなごみを指します。たとえば、家具や大型家電、自転車などが該当します。これらは通常、不燃ごみとは別の日に収集され、処理されます。
不燃ごみの具体例
不燃ごみとは、文字通り燃えないごみのことを指します。しかし、それだけでなく、再利用やリサイクルが困難な物質も含まれます。以下に、不燃ごみとして排出できる物の具体例を挙げます。
- 金属製品:
金属製の缶やワイヤー、アルミホイルなどが該当します。これらは燃えることなく、再利用も難しいため、不燃ごみとして処理されます。 - ガラス製品:
ガラス製の瓶やジャー、窓ガラスなども不燃ごみに分類されます。ただし、割れたガラスは危険なため、厚紙で包んで「危険」と表示して出す必要があります。 - 陶磁器:
壊れた皿やカップ、花瓶などの陶磁器も不燃ごみとして扱われます。 - 小型家電:
一辺の長さがおおむね30cm未満の家電製品は、不燃ごみとして出すことができます。例えば、壊れた携帯電話やデジタルカメラなどが該当します。 - その他:
鋭利な物(例:カミソリの刃)、電球や蛍光灯、充電式電池やボタン電池なども不燃ごみに含まれます。
これらの不燃ごみは、適切に分別し、指定された日に出す必要があります。
また、大きなもの(一辺の長さがおおむね30cm以上)は粗大ごみとして扱われますので注意が必要です。
不燃ごみの出し方
不燃ごみの出し方は、自治体により異なりますが、一般的な手順を以下に示します。
- 不燃ごみは、透明または半透明で、中身が見える袋にいれ処分することが多いです。
- 鋭利な物や割れたガラスなど、危険な物は厚紙で包み、「危険」と表示します。
- 小型の家電や金属類は、一辺の長さがおおむね30cm未満のものを不燃ごみとして出します。
携帯電話やデジタルカメラなどは、専用のボックスに回収します。 - 電球や蛍光灯は、元のケースに入れて出します。充電式電池やボタン電池は、販売店に相談します。
- 不燃ごみは、朝8時までに指定された集積所に出します。夜間にごみを出さないように注意しま しょう。
- 家庭から出る大きなもの(一辺の長さがおおむね30cm以上)は、粗大ごみとして出します。
- ガスライターやスプレー缶、カセットボンベなどは、使い切ってから別の袋に入れて出します。
以上が一般的な不燃ごみの出し方ですが、具体的な収集日や出し方は、各自治体のルールに従ってください。自治体のウェブサイトやパンフレットで詳細を確認できます。
地域による不燃ごみの取り扱いの違い
以下では、各自治体での不燃ごみの分別方法の詳細と注意点について説明します。
自治体 | 回収日 | 回収場所 | 専用袋 | 分別方法 | URL |
---|---|---|---|---|---|
大阪市 | 第2・第4水曜日 | 指定された集積場所 | 必要(有料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 大阪市リンク |
札幌市 | 第1・第3水曜日(一部地域では第2・第4水曜日) | 指定された集積場所 | 必要(無料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 札幌市リンク |
仙台市 | 第2・第4水曜日(一部地域では第1・第3水曜日) | 指定された集積場所 | 必要(有料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 仙台市リンク |
新宿区 | 第1・第3水曜日 | 指定された集積場所 | 必要(有料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 新宿区リンク |
名古屋市 | 第2・第4水曜日(一部地域では第1・第3水曜日) | 指定された集積場所 | 必要(有料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 名古屋市リンク |
福岡市 | 第1・第3水曜日(一部地域では第2・第4水曜日) | 指定された集積場所 | 必要(有料) | 金属類・ガラス類・陶器類・その他類に分けて出す | 福岡市リンク |
大阪市
大阪市では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は市内のコンビニやスーパーなどで購入できます。
袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。価格は45リットルが100円、90リットルが200円です。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。
- ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。 - 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。 - その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
外部サイト:大阪市ゴミの出し方を見る
札幌市
札幌市では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は市内のコンビニやスーパーなどで無料で配布されています。袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。 - ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。 - 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。 - その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
外部サイト:札幌市ゴミの出し方を見る
仙台市
仙台市では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は市内のコンビニやスーパーなどで購入できます。袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。価格は45リットルが100円、90リットルが200円です。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。 - ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。 - 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。 - その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
外部サイト:仙台市ゴミの出し方を見る
新宿区
新宿区では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は区内のコンビニやスーパーなどで購入できます。袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。価格は45リットルが100円、90リットルが200円です。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。 - ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。 - 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。 - その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
外部サイト:新宿区ゴミの出し方を見る
名古屋市
名古屋市では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は市内のコンビニやスーパーなどで購入できます。袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。価格は45リットルが100円、90リットルが200円です。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。
- ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。
- 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。
- その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
福岡市
福岡市では、不燃ごみは金属類、ガラス類、陶器類、その他類の4つに分けて出す必要があります。それぞれの種類に応じて、専用の袋に入れて回収場所に持っていきます。専用の袋は市内のコンビニやスーパーなどで購入できます。袋の色は金属類が青、ガラス類が赤、陶器類が緑、その他類が黄色です。袋のサイズは45リットルと90リットルの2種類あります。価格は45リットルが100円、90リットルが200円です。
不燃ごみの分別方法と注意点は以下の通りです。
- 金属類
缶やビン、金属製の小物や器具などを青い袋に入れます。缶やビンは中身を空にして洗ってから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。電池や電球などは不燃ごみとして出せません。 - ガラス類
ガラス製の小物や器具などを赤い袋に入れます。割れたガラスは新聞紙などで包んでから出します。ふたやキャップは外して別々に出します。蛍光灯やハロゲンランプなどは不燃ごみとして出せません。 - 陶器類
皿やコップ、花瓶などを緑色の袋に入れます。割れた陶器は新聞紙などで包んでから出します。 - その他類
上記以外の不燃ごみを黄色い袋に入れます。例えば、ハンガーやヘアピン、カミソリなどが該当します。
不燃ごみの処分方法
不燃ごみは、その名の通り燃やすことができないごみのことを指します。これらのごみは、一般的には特別な処理が必要となります。不燃ごみの処理方法は、主に以下の3つの方法があります。
- 埋立処分
不燃ごみは、適切に分別され、専用の埋立地に運ばれて埋め立てられます。しかし、埋立地は限られており、埋立処分は最終的な選択肢とされています。 - リサイクル
金属やガラスなどの一部の不燃ごみは、リサイクルが可能です。これらのごみは、再利用可能な素材として分別され、リサイクル施設に運ばれます。 - 焼却処分
一部の不燃ごみは、高温で焼却することが可能です。この方法は、ごみの量を大幅に減らすことができますが、環境への影響を最小限に抑えるためには、適切な排気ガス処理が必要となります。
以上が一般的な不燃ごみの処理方法ですが、具体的な処理方法は、各自治体のルールに従ってください。自治体のウェブサイトやパンフレットで詳細を確認できます。
まとめ:不燃ごみの正しい分別と出し方の重要性
不燃ごみの正しい分別と出し方は、私たちの生活環境を保護し、資源の有効利用に大いに貢献します。
不燃ごみと粗大ごみの違いを理解し、それぞれを適切に分別し、指定された日に出すことが重要です。
また、自治体によっては、不燃ごみの収集日や出し方が異なるため、各自治体のウェブサイトやパンフレットで詳細を確認しましょう。
この記事を通じて、不燃ごみの基本的な知識と、その適切な分別と出し方について理解を深めていただければ幸いです。私たち一人一人が適切なごみの出し方を行うことで、より良い環境を守ることができます。
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