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【業者が解説】マットレスは無料で処分できる!?

  • 2023.08.04

マットレスは、寝具として毎日使うものですが、使い古したり、汚れたり、傷んだりした場合は、処分する必要があります。しかし、マットレスの処分は、思ったよりも簡単ではありません。

なぜなら、マットレスは、大きくて重くてかさばるものであり、一般的なゴミとして出すことができないからです。

マットレスの廃棄物としての取り扱いが難しい

マットレスは、一般的なゴミとして出すことができません。マットレスは、大型ごみや粗大ごみとして分類されるものであり、自治体によっては有料で回収してもらう必要があります。

その理由は、マットレスは、リサイクルや再利用が難しいものでもあるから。
なぜなら、マットレスは、素材や形状やサイズが多様であり、分解や加工が困難。

さらに、マットレスは、衛生面や品質面で再利用に向かないものでもあります。というのも、汗や皮脂やダニなどを含むものであり、感染症やアレルギーなどのリスクが非常に高い品物でもあります。

そんな買うのに高く、捨てるのにもお金がかかるマットレスをどのように処分するのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

マットレスの処分方法6選

【時間に余裕がある方向け】大型ごみとしてのマットレスの処分方法(粗大ゴミ回収)

マットレスを処分する方法の一つとして、大型ごみとして自治体に引き取ってもらう方法があります。大型ごみとは、一般的に家庭で出るごみの中で、長さが30cm以上のものや重さが10kg以上のものを指します。マットレスはそのほとんどが大型ごみに該当するため、この方法で処分することができます。

大型ごみとしてマットレスを処分する場合は、以下の手順に従ってください。

1. 事前に自治体に申し込む

2. 申し込んだ日に指定された場所にマットレスを出す

3. 引き取り料金を支払う

自治体によっては、インターネットや電話で申し込むことができます。また、引き取り料金は現金や切手などで支払う場合や、事前に振り込む場合などがあります。詳しくは各自治体のホームページを確認してください。

地域による処分方法の違い

大型ごみとしてマットレスを処分する場合は、地域によって処分方法や料金が異なります。例えば、次のような違いがあります。

– マットレスのサイズや種類によって料金が変わる場合や一律料金の場合がある

– マットレスをビニール袋などで包む必要がある場合やない場合がある

– マットレスを折りたたんだり切り裂いたりすることができる場合やできない場合がある

– マットレス以外にも枕やシーツなども一緒に出せる場合や出せない場合がある

これらの違いは、自治体のごみ処理施設や収集車の設備や能力、環境保護や資源化などの方針によって決まります。そのため、自分の住んでいる地域のルールを確認してからマットレスを出すようにしましょう。

ここでは、日本の主要都市である大阪、札幌、仙台、東京、名古屋、福岡のマットレス処分費用と各自治体ホームページのリンクを表でまとめています。参考にしてください。

都市マットレス処分費用各自治体ホームページ
大阪シングルサイズ:1,000円
ダブルサイズ:2,000円
キングサイズ:3,000円
大阪市:大型ごみ
札幌シングルサイズ:1,000円
ダブルサイズ:2,000円
キングサイズ:3,000円
札幌市:大型ごみ
仙台シングルサイズ:1,000円
ダブルサイズ:2,000円
キングサイズ:3,000円
仙台市:大型ごみ
東京シングルサイズ:800円
ダブルサイズ:1,600円
キングサイズ:2,400円
東京都:大型ごみ
名古屋シングルサイズ:1,200円
ダブルサイズ:2,400円
キングサイズ:3,600円
名古屋市:大型ごみ
福岡シングルサイズ:1,200円
ダブルサイズ:2,400円
キングサイズ:3,600円
福岡市:大型ごみ

【交換して処分する方】引越し業者、クリーニング業者によるマットレス処分

引越しやクリーニングの際に、マットレスを処分する方法もあります。引越し業者やクリーニング業者によっては、マットレスの回収や処分を行ってくれるサービスがあります。この場合、自分でマットレスを運ぶ必要がなく、手間が省けます。しかし、引越し業者やクリーニング業者によっては、マットレスの処分に別途料金がかかる場合もあります。また、処分方法や条件についても事前に確認しておく必要があります。

引越し業者によるマットレスの処分

引越しの際に、不要なマットレスを引越し業者に回収してもらう方法です。引越し業者によっては、不用品回収サービスを提供しているところもあります。この場合、引越しと同時にマットレスを処分できるので、便利です。

しかし、引越し業者によっては、不用品回収サービスがない場合や、別途料金がかかる場合もあります。また、回収できる物品やサイズに制限がある場合もあります。そのため、事前に引越し業者に相談しておくことが大切です。

クリーニング業者によるマットレスの処分

クリーニングの際に、汚れたマットレスをクリーニング業者に回収してもらう方法です。クリーニング業者によっては、マットレスのクリーニングと同時に処分も行ってくれるサービスがあります。この場合、自分でマットレスを運ぶ必要がなく、清潔な状態で処分できます。

しかし、クリーニング業者によっては、マットレスの処分に別途料金がかかる場合や、回収できない場合もあります。また、クリーニング方法や期間についても事前に確認しておく必要があります。

コストとサービス内容の比較

引越し業者やクリーニング業者を利用したマットレスの処分は、自分で行うよりも手間が省けますが、コストがかかります。また、サービス内容や条件についても注意が必要です。以下の表は、一般的な引越し業者やクリーニング業者のマットレス処分サービスのコストと内容を比較したものです。

引越し業者クリーニング業者
コスト3000円~10000円(税別)5000円~20000円(税別)
内容マットレスの回収・処分マットレスのクリーニング・処分
条件回収できる物品やサイズに制限ありクリーニング方法や期間に制限あり

この表から分かる通り、引越し業者やクリーニング業者を利用したマットレスの処分は、自分で行うよりも高くつく場合が多いです。しかし、自分で行う場合は、マットレスの運搬や処分場所の確保などの手間がかかります。そのため、自分の予算や時間、ニーズに合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。

マットレスメーカーの引き取りサービス

これは、マットレスを購入したメーカーに処分を依頼するサービスです。このサービスのメリットは、マットレスの搬出や運搬をメーカーに任せられることや、リサイクルや再利用など環境に配慮した処分が行われることです。

また、一部のメーカーでは、新しいマットレスを購入する際に古いマットレスを無料で引き取ってくれるサービスもあります。

しかし、このサービスにはデメリットもあります。

例えば、メーカーによっては引き取り条件が厳しい場合や、引き取り料金が高額な場合もあります。また、引き取り日時の指定ができない場合や、引き取り対象外のマットレスがある場合もあります。そのため、メーカーの引き取りサービスを利用する際には、事前にメーカーに問い合わせて確認することが重要です。

マットレスメーカーの引き取りサービスを提供している主なメーカーは以下の通りです。

– ニトリ
新しいマットレスを購入する際に古いマットレスを無料で引き取ってくれるサービスがあります。ただし、ニトリで購入したマットレスに限ります。また、一部地域では対応できない場合もあります。

– シモンズ
古いマットレスを有料で引き取ってくれるサービスがあります。料金はサイズや地域によって異なります。また、シモンズ以外のマットレスも引き取り可能です。

– フランスベッド
新しいマットレスを購入する際に古いマットレスを無料で引き取ってくれるサービスがあります。ただし、フランスベッド以外のマットレスは有料で引き取ります。料金はサイズや地域によって異なります。

– エアウィーヴ
古いマットレスを有料で引き取ってくれるサービスがあります。料金は一律3,000円(税別)です。また、エアウィーヴ以外のマットレスも引き取り可能です。

– テンピュール
古いマットレスを有料で引き取ってくれるサービスがあります。料金は一律5,000円(税別)です。また、テンピュール以外のマットレスも引き取り可能です。

【ネット販売に詳しい方向け】ネットオークションやフリマアプリでのマットレス処分

マットレスを処分する方法の一つとして、ネットオークションやフリマアプリを利用する方法があります。ネットオークションやフリマアプリは、自分の不要なものを売ることができるサービスです。マットレスを売ることで、処分費用を節約したり、収入にしたりすることができます。

しかし、ネットオークションやフリマアプリでマットレスを処分するには、注意点や効果的な利用方法があります。それでは見ていきましょう。

ネットオークション、フリマアプリの活用法

ネットオークションやフリマアプリでマットレスを処分するには、まずは自分のマットレスの状態や価値を把握する必要があります。マットレスの状態は、汚れや傷、臭いなどがないか、寝心地や弾力性が低下していないかなどをチェックします。価値は、ブランドやサイズ、素材、年数などによって変わります。一般的には、新品に近いほど高く売れる可能性があります。

次に、自分のマットレスを売るためのサービスを選びます。
ネットオークションやフリマアプリには、さまざまな種類があります。

例えば、ヤフオクやメルカリ、ラクマなどが有名です。サービスの選び方は、利用者数や手数料、出品方法や支払い方法などによって異なります。自分の希望や条件に合ったサービスを探すことが大切です。

そして、自分のマットレスを出品します。出品する際には、以下の点に注意しましょう。

– 写真は明るくて鮮明なものを複数枚撮る

– タイトルはキーワードを含めてわかりやすくする

– 説明文は状態や特徴を詳しく書く

– 価格は相場を調べて適正に設定する

– 発送方法は安全かつ安価なものを選ぶ

これらの点に気を付けることで、購入者の興味を引きやすくなります。

最後に、購入者とのやり取りと発送を行います。購入者からの質問には丁寧かつ迅速に回答しましょう。

また、落札後は速やかに連絡を取り合って支払い方法や発送方法などを確認します。発送する際には、マットレスを丁寧に梱包し、追跡番号などを購入者に伝えます。受け取り確認後は評価を行いましょう。

注意点と効果的な利用方法

ネットオークションやフリマアプリでマットレスを処分する方法は、メリットもありますが、デメリットもあります。注意点と効果的な利用方法について見ていきましょう。

注意点としては、以下のようなものがあります。

– マットレスは大きくて重いので、発送に手間や費用がかかる

– マットレスの状態や価値によっては、売れない可能性がある

– 購入者とのトラブルや詐欺に遭うリスクがある

これらの点を避けるためには、以下のような方法があります。

– 発送に関しては、サービスの提供する配送方法や割引を利用する

– マットレスの状態や価値に関しては、正直に記載し、過度な期待を持たせない

– 購入者とのトラブルや詐欺に関しては、サービスの規約やガイドラインを守り、不審な取引は避ける

効果的な利用方法としては、以下のようなものがあります。

– マットレス以外にも不要な家具や寝具などをまとめて出品する

– マットレスの特徴やメリットをアピールする

– キャンペーンやセールなどを利用して出品する

これらの方法を使うことで、マットレスを高く売る可能性が高まります。

ネットオークションやフリマアプリでマットレスを処分する方法は、処分費用を節約したり、収入にしたりすることができるメリットがあります。しかし、発送や売れるかどうかなどのデメリットもあります。注意点と効果的な利用方法を知っておくことで、スムーズにマットレスを処分することができるでしょう。

NPO、チャリティーショップへのマットレス寄付

マットレスを処分する方法の一つとして、NPOやチャリティーショップに寄付するという選択肢があります。この方法のメリットは、マットレスを再利用して社会貢献できることや、処分費用がかからないことなどです。しかし、寄付するにはいくつかの注意点があります。

マットレスを寄付する利点

マットレスを寄付することには、以下のような利点があります。

– マットレスを再利用して社会貢献できる

  – NPOやチャリティーショップは、マットレスを必要とする人々に届けたり、売って収益を社会的な活動に充てたりします。例えば、災害や貧困に苦しむ人々や、難民やホームレスなどの弱者支援を行っている団体があります。マットレスを寄付することで、彼らの生活環境や福祉に貢献できます。

– 処分費用がかからない

  – マットレスは大型ごみとして処分する場合が多く、市町村によっては数千円から数万円の処分費用がかかります。また、自分で運ぶ場合も、車やトラックの手配やガソリン代などが必要です。しかし、寄付する場合は、多くの団体が無料で引き取ってくれます。そのため、処分費用を節約できます。

– スペースが広くなる

  – マットレスはかさばるものです。使わなくなったマットレスを自宅に置いておくと、部屋や倉庫などのスペースを圧迫します。寄付することで、マットレスを処分できるだけでなく、空いたスペースを有効活用できます。

寄付先の選び方

マットレスを寄付する場合は、以下のような点に注意して寄付先を選びましょう。

– マットレスの状態

  – マットレスを寄付するには、一定の品質基準を満たしている必要があります。例えば、汚れやシミ、臭いやカビ、虫食いや破れなどがないことや、使用期間が5年以内であることなどです。また、サイズや種類によっても受け入れる団体が異なります。事前に確認しておきましょう。

– 寄付方法

  – マットレスを寄付する方法は、主に2種類あります。一つは自分で持ち込む方法で、もう一つは引き取りサービスを利用する方法です。自分で持ち込む場合は、車やトラックなどの手段が必要ですが、引き取りサービスを利用する場合は不要です。ただし、引き取りサービスは予約制で、日時や地域によっては対応できない場合もあります。また、一部の団体は有料で引き取ってくれる場合もあります。自分の都合や予算に合わせて選びましょう。

– 寄付先の活動内容

  – マットレスを寄付するときは、寄付先の活動内容や信頼性にも注意しましょう。どのような人々にマットレスを届けたり、売って収益をどのような活動に充てたりしているのかを確認しておきましょう。また、寄付先が公益法人や社会福祉法人などの認定団体であるかどうかもチェックしておきましょう。認定団体であれば、寄付したマットレスの価格分を税金控除の対象とすることができます。

【時間がない方におすすめ】不用品回収業者へ依頼

マットレスは大きくて重くて、自分で運ぶのは大変なもの。粗大ゴミ回収も、オークションでの販売も、自分で搬入搬出、出荷など、自分で行わなければいけません。
働いていて時間に余裕がない方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者に依頼するメリット

不用品回収業者に依頼するメリットの一番は、自分の生活スタイルに合わせて処分できる点です。他にも

  • 自分で運ばなくていい
  • 処分費用が安い
  • 他のいらないものも一緒に処分できる

など、マットレス以外の処分も簡単に可能です。

自分で運ばなくていい

マットレスは大きくて重くて、自分で運ぶのは大変です。特に階段やエレベーターがない場合や、車がない場合は、一人では無理です。不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで来てくれて、マットレスを引き取ってくれます。運ぶ手間や時間を省けます。

処分費用が安い

マットレスを処分するには、自治体の粗大ごみ回収やリサイクルショップなどの方法がありますが、どれも費用がかかります。自治体の粗大ごみ回収では、マットレス一枚あたり数千円程度の処分料金が必要です。

リサイクルショップでは、マットレスの状態や需要によっては、引き取り料金が発生することもあります。不用品回収業者に依頼すれば、マットレス一枚あたり数百円から数千円で処分できる場合が多いです。また、他の不用品と一緒にまとめて引き取ってもらえば、さらに割引されることもあります。

他のいらないものも一緒に処分できる

基本的に不用品回収業者の料金は、「トラック何台分」だから「この金額」というように決まります。
逆に考えると、マットレス1枚でも、トラックは使用されるので多少に持つ量が多くなっても料金が変わらない場合があります。

マットレスが不要になるタイミングは、引越しや片付けのタイミングなのでお得に処分しましょう。

まとめ:最適なマットレス処分方法と不用品回収業者への依頼

マットレスの処分は、リサイクル、再利用、自治体の処分サービス、メーカーの引き取りサービスなど、さまざまな方法が存在します。しかし、その中でも特に手軽で、信頼性が高いのがプロの不用品回収業者への依頼です。

不用品回収業者は、マットレスの大きさや種類を問わず、迅速かつ適切に処分してくれる専門のサービスです。以下の点で多くの人々に支持されています。

  • 専門的な知識と経験:適切な処理法を知っており、環境への影響を最小限に抑えます。
  • 手間なく安心:自宅まで引き取りに来てくれるため、重いマットレスの運搬の手間を省くことができます。
  • 法令遵守:法律に基づいて処分し、違法投棄のリスクを回避します。

不用品回収業者への依頼は、費用、対応エリア、取り扱い品目など、業者ごとに異なるため、事前に比較し、信頼できる業者を選びましょう。

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