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冷蔵庫はなぜ粗大ごみとして捨てられない?

  • 2025.08.16

「もう使わない冷蔵庫を粗大ごみとして出したいんだけど…」

そう思っていませんか?実は、冷蔵庫は法律によって粗大ごみとして処分することが禁止されています

今回は、冷蔵庫を粗大ごみとして捨てられない理由と、その背景にある「家電リサイクル法」について、わかりやすく解説します。

パーチェスアンドプランニング代表竹内優貴

Purchase&Planning 代表
竹内 優貴

この記事の監修

遺品整理士協会認定 遺品整理
遺品整理士協会認定 遺品査定
特殊清掃センター認定 特殊清掃士
大阪府警本部 許可 古物商取得

大阪・兵庫を中心に遺品整理・不用品回収を18年行っているPurchase&Planning。業界の良いところ、悪いところ熟知しています。

お見積もりは、どこでも無料ですので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


冷蔵庫が粗大ごみにならない理由:家電リサイクル法

冷蔵庫が粗大ごみとして処分できない最大の理由は、2001年に施行された「特定家庭用機器再商品化法」、通称「家電リサイクル法」に定められているからです。

この法律は、環境問題への意識が高まる中で制定されました。テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機といった特定の家電製品には、有用な資源がたくさん含まれているため、「ゴミ」として埋め立てるのではなく、「資源」としてリサイクルすることを義務付けています。

法律が制定された背景

家電リサイクル法が制定される以前は、冷蔵庫の多くが埋め立て処分されていました。しかし、これには以下のような問題がありました。

  • 有害物質の排出: 冷蔵庫の断熱材には、オゾン層を破壊するフロンガスが使われていました。フロンガスがそのまま大気中に放出されると、地球環境に深刻な影響を与えます。
  • 資源の無駄: 冷蔵庫には、鉄や銅、プラスチック、ガラスといった再利用できる貴重な資源が大量に含まれています。これらを埋め立ててしまうことは、資源の無駄遣いであり、持続可能な社会に逆行する行為でした。

これらの問題に対処するため、製造業者には「引き取った製品から有用な部品や材料をリサイクルする」という義務が課せられました。

消費者は、リサイクルにかかる費用(リサイクル料金)を負担することで、この仕組みを支えることになります。


捨てられない冷蔵庫の正しい処分方法

家電リサイクル法に基づき、冷蔵庫は以下のいずれかの方法で処分する必要があります。

  1. 買い替え時に購入店に引き取ってもらう
  2. 処分したい冷蔵庫を購入した店に引き取ってもらう
  3. 自分で指定引取場所に持ち込む
  4. 不用品回収業者に依頼する

どの方法を選んでも、家電リサイクル料金と収集運搬料金(自分で持ち込む場合を除く)がかかります。これらの料金は、正しく処分するための費用として、法律で定められたものです。


まとめ

冷蔵庫が粗大ごみとして処分できないのは、地球環境を守るため、そして資源を有効活用するためです。

手間や費用はかかりますが、これは私たちの暮らしを守るために必要なこと。正しい方法で冷蔵庫を処分することが、持続可能な社会への第一歩となります。

【当社の不用品回収サービスについて】 当社では、家電リサイクル法に基づき、適切な方法で冷蔵庫の回収を行っております。冷蔵庫の処分にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

大阪での冷蔵庫の処分方法はこちらの記事を参考にしてください^^

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