冷蔵庫を処分するなら知っておきたい!「家電リサイクル法」と正しい料金
- 2025.08.18
「冷蔵庫を買い替えるけど、古い冷蔵庫はどうすればいいの?」
冷蔵庫は、テレビやエアコンなどと同様に、「家電リサイクル法」に定められた方法で処分しなければなりません。法律を無視して捨ててしまうと、不法投棄と見なされ、罰則の対象となる可能性があります。
この記事では、冷蔵庫の正しい処分方法と、必ず発生する「リサイクル料金」について詳しく解説します。

Purchase&Planning 代表
竹内 優貴
この記事の監修
遺品整理士協会認定 遺品整理士
遺品整理士協会認定 遺品査定士
特殊清掃センター認定 特殊清掃士
大阪府警本部 許可 古物商取得
大阪・兵庫を中心に遺品整理・不用品回収を18年行っているPurchase&Planning。業界の良いところ、悪いところ熟知しています。
お見積もりは、どこでも無料ですので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
家電リサイクル法とは?
家電リサイクル法は、正式には「特定家庭用機器再商品化法」といい、2001年4月から施行されました。
この法律は、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目について、消費者・小売業者・製造業者のそれぞれに役割を定め、有用な資源を再利用することを目的にしています。
【各者の役割】
- 消費者: リサイクル料金を負担して、不要な製品を小売店に引き渡す。
- 小売業者: 消費者から製品を引き取り、製造業者に引き渡す。
- 製造業者: 引き取った製品から、フロンガスや金属などの資源をリサイクルする。
これにより、埋め立てていた家電製品が資源として生まれ変わり、環境への負荷を減らすことができるのです。
冷蔵庫の正しい処分方法と料金
冷蔵庫を処分する際は、必ず「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
料金は、冷蔵庫のサイズ(容量)やメーカー、そして依頼する業者によって異なります。
1. 家電リサイクル料金
これは、冷蔵庫をリサイクルするための費用で、法律で定められています。
メーカーや容量によって料金が異なりますが、目安は次の通りです。
・170L以下 3,740円〜
・171L以上 4,730円〜
※メーカーや容量によって料金は変動します。正確な金額は一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターのウェブサイトで確認できます。
2. 収集運搬料金
家電量販店や不用品回収業者に引き取りを依頼する場合、リサイクル工場までの運搬費用として「収集運搬料金」がかかります。この料金は業者によって自由に設定できるため、依頼する業者によって金額が大きく異なります。
- 家電量販店: 2,000円〜5,000円程度
- 不用品回収業者: 3,000円〜10,000円程度(他の不用品とまとめて回収する場合は、別途パック料金などになることがあります)
自分で指定引取場所に持ち込む場合は、この収集運搬料金はかかりません。
冷蔵庫を処分する際の注意点
- 無許可の業者に注意: 「無料回収」を謳う業者の中には、不法投棄を行う悪徳業者が存在します。市区町村から許可を得た業者か、ウェブサイトなどで事前に確認しましょう。
- 費用は事前に確認: 収集運搬料金は業者によって差が大きいため、必ず見積もりを取って総額を確認してから依頼しましょう。
冷蔵庫の処分は手間や費用がかかりますが、家電リサイクル法に則って正しく処分することが、環境を守るための私たちの義務です。
冷蔵庫の処分についてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
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