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整理作業は同じでもまったく違う遺品整理と不用品回収を解説

  • 2023.07.28

遺品整理と不用品回収は

使わなくなったものを片付けたり、処分したりするという意味では、遺品整理と不用品回収は同じかもしれません。

しかし、遺品整理には故人との思い出が詰まっていたり、故人を失った心の整理がついていないときもあったりします。

一方で不用品回収は、使わなくなった物を適切な方法で処分しなければならず、処分方法によっては回収場所まで運搬したり、回収日時まで保管したりしなければなりません。

また、遺品整理と不用品回収では、注意したいポイントも異なります。

そこで今回は、遺品整理と不用品回収の違いや、気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

持ち主のいない物の処分

遺品整理も不用品回収も、使わなくなった物を片付けたり、処分したりする作業です。

そのため、遺品整理においても、不用品回収のときに必要な仕分けなどの作業が必要です。しかし、遺品整理と不用品回収が大きく異なる点は、遺品整理の場合は持ち主がいないということです。

遺品整理は、持ち主が亡くなってから遺族が行うことがほとんどです。持ち主がいない物を片付け、整理したり処分したりする作業が遺品整理なのです。

これに対して、不用品回収で処分する物は、基本的に持ち主がいます。持ち主が不要であるか、またどのように処分するかを決めることができ、処分を業者に依頼するときにも持ち主に確認できるのです。

相続人の存在

遺品整理は持ち主のいない荷物の仕分けや片付けです。

ただし、遺品整理を行うときには、所有者が故人から相続人に移行されている場合があり、処分する物や方法を相続人が決めるときがあります。また、親族であっても、相続人に該当しない人が勝手に、片付けや処分をできない場合もあります。

特に遺言書など故人の意向を示すものが遺されているときには、遺言書と相続人の意向に従って、遺品の片付けや処分を行わなければなりません。

これに対して不用品回収は、相続が発生する前の物を処分することであり、持ち主がいるため、持ち主の意向のみで処分が可能です。

分割協議

遺品整理では、分割協議というものがあります。故人が遺した物を誰が受け取るかを、該当する相続人すべてで話し合う協議です。面倒なように感じる人も多いかもしれませんが、分割協議がしっかりと行われていないと、親族間でトラブルになる可能性があります。

故人が遺した物のうち何を処分し、何を誰が相続するのかをしっかりと決めましょう。また、あとになって異論が出ないように協議することも大切です。

処分方法の違い

遺品整理と不用品回収では、処分の方法にも違いがあります。

不用品の場合では、可燃ゴミや不燃ゴミ、粗大ゴミなどに仕分けして、自治体の決まりに従ったり、自分で運べない場合などでは不用品回収業者に依頼したりして、処分することがほとんどでしょう。

一方で、遺品整理では、処分に供養が必要であったり、保管者を移行するための手続きが必要であったりする物もあります。

この場合には、不用品回収業者では対応できないため、遺品整理を専門とする遺品整理業者に依頼したり、専門家に依頼したりしなければなりません。

故人を悼んで

遺品整理を行うときは、所有者がすでに相続人に移行されているときも多いです。

しかし、故人の意向や思い出を無視して良いというわけではありません。特に遺言書がある場合には、故人の意志を最大限尊重する必要があります。

遺言書がない場合でも、遺品整理は不用品回収とは違って、故人を悼んで作業を進める必要があります。故人を亡くしたことで、心の整理がついていないときには、無理に遺品整理を進めようとせず、片付けや処分から一度離れて冷静な時間を持つことも大切です。

不用品回収では、自分で片付け、処分するかどうかを決められますが、遺品整理では処分方法を故人が決められません。そのため、遺品整理をする人の精神的な負担は大きなものなのです。

そのようなときは専門の業者に依頼する方法もあります。

最近では、不用品回収業者が遺品整理を行っている場合もあり、不用品回収のノウハウを遺品整理に活かしながら、故人を悼んで遺品整理をしてくれる業者もあります。

業者にも違いがある

遺品整理や不用品回収を自分でできないときなどには、専門の業者に依頼して片付けを手伝ってもらったり、処分してもらったりする人も多いです。

遺品整理業者と不用品回収業者は、使わなくなった物を片付けたり、処分したりしてくれるという点で共通しているため、違いがないと感じる人も多いかもしれません。しかし、2つの業者には大きな違いがあります。

遺品整理業者は、遺品整理のプロであるため、故人を悼み、遺族の気持ちに寄り添いながら、荷物を整理し、必要に応じて処分します。一方で、不用品回収業者は、不用品回収のプロであるため、不要になった物を素早く運び出し、適切な方法で処分してくれるのです。

不用品回収業者に依頼するときは、供養や形見分けなどが必要な場合はなく、また持ち主の意思を業者に直接伝えられるという違いもあります。

荷物が少ないときには

遺品整理を遺族で行うことができたものの、運び出せない物の処分だけを専門の業者に依頼したいときは、遺品整理業者ではなく不用品回収業者のほうが適している場合もあります。

遺品整理業者には整理と処分を依頼できますが、荷物の整理は遺族で行えたという場合では、処分だけを依頼できる不用品回収業者のほうが効率良く作業をしてくれるのです。

作業に整理を含むか、処分したい物がどのような物であるかによって、遺品整理業者と不用品回収業者を使い分けると負担が少なくて済みます。

まとめ

今回は、似ているようで違う遺品整理と不用品回収について紹介しました。

どちらも、使わなくなった物を片付けたり、処分したりすることには変わりありません。
2つの明確な違いは、持ち主の意思によって行うかどうかです。

遺品整理業者は、荷物の整理や保管などを遺族とともに行ってくれ、不用品回収業者は、自分では運べない大きく重い荷物でも、不要な物を素早く運び出し、適切な処分をしてくれます。

処分する物が決まっていて、処分だけを依頼したいというときには、不用品回収業者に依頼したほうが良いときもあります。

費用や時間、精神的な負担が少ない方法で、業者を選んでみてはいかがでしょうか。

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